36.6.5 パースを制御するためのパラメーター

Variable: multibyte-syntax-as-symbol

この変数が非nilなら構文テーブルがそれらについて何と言っているかに関わらず、scan-sexpsはすべての非ASCII文字をシンボル構成要素として扱う(とはいえ依然としてsyntax-tableテキストプロパティは構文をオーバーラードできる)。

User Option: parse-sexp-ignore-comments

この値が非nilならこのセクション内の関数、およびforward-sexpscan-listsscan-sexpsはコメントを空白文字として扱う。

parse-partial-sexpの振る舞いもparse-sexp-lookup-propertiesの影響を受けます(構文プロパティを参照)。

Variable: comment-end-can-be-escaped

このバッファーローカル変数が非nilなら、通常ならコメントを終端するような単一の文字は、エスケープ時にはコメントを終端しない。これはCとC++のモードにおいて‘\’でエスケープされた改行により、‘//’で開始される行コメントを次行に継続させるために使用される。

1つ、または複数のコメントを横断して前方や後方に移動するにはforward-commentを使用できます。

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