33.24 圧縮されたデータの処理

auto-compression-modeが有効なときは、Emacsは圧縮されたファイルをvisitする際に自動的に解凍して、それを変更して保存する際は自動的に再圧縮します。Compressed Files in The GNU Emacs Manualを参照してください。

上記の機能は外部の実行可能ファイル(例: gzip)を呼び出すことにより機能します。zlibライブラリーを使用したビルトインの解凍サポートつきでEmacsをコンパイルすることもでき、これは外部プログラムの実行に比べて高速です。

Function: zlib-available-p

この関数はビルトインzlib解凍が利用可能なら非nilをリターンする。

Function: zlib-decompress-region start end &optional allow-partial

この関数はビルトインのzlib解凍を使用してstartendの間のリージョンを解凍する。このリージョンにはgzipかzlibで圧縮されたデータが含まれていなければならない。この関数は成功したらリージョンのコンテンツを解凍されたデータに置き換える。allow-partialnilか省略の場合に失敗すると、この関数はリージョンを変更せずにnilをリターンする。それ以外の場合には解凍されなかったバイト数をリターンして、正常に解凍されたデータが何であれ、それによりリージョンのテキストを置き換える。この関数はユニバイトバッファーでのみ呼び出すことができる。

This page has generated for branch:work/emacs-30_69b16e5c63840479270d32f58daea923fe725b90, commit:5e3f74b56ff47b5bcef2526c70f53f749bbd45f6 to check Japanese translation.