位置(position)とは、バッファーのテキストの文字のインデックスです。より正確には、位置とは2つの文字間(または最初の文字の前か最後の文字の後)の箇所を識別して、与えられた位置の前あるいは後の文字のように表現することができます。しかし“ある位置にある文字”のように表現することもあり、その場合にはその位置の後にある文字を意味します。
位置は通常は1から始まる整数として表されますが、マーカー(markers)として表現することもできます。関数は引数に位置(整数)を期待しますが、代替としてマーカーも受け入れ、通常はそのマーカーが指すのがどのバッファーなのかは無視します。これらの関数はマーカーを整数に変換して、たとえそのマーカーが誤ったバッファーを指していたとしても、まるで引数として単にその整数が渡されたかのようにその整数を使用します。整数に変換できない場所を指すマーカーを整数のかわりに使用するとエラーとなります。マーカーを参照してください。
多くのカーソルモーションコマンドにより使用される関数を提供するフィールド(field)機能も参照してください(フィールドの定義と使用を参照)。