29.17 サイドウィンドウ

サイドウィンドウ(side window)とは、フレームのルートウィンドウ(ウィンドウとフレームを参照)の4辺のいずれかに位置する特別なウィンドウです。これは実際にはフレームのルートウィンドウ領域は、メインウィンドウとメインウィンドウ周囲のいくつかのサイドウィンドウに分割されることを意味します。メインウィンドウは“通常”の生きたウィンドウ、またはすべての通常ウィンドウを含んだ領域を指定します。

この形式のもっともシンプルな使用では、サイドウィンドウによって特定のバッファーを常にフレームの同一領域に表示することが可能です。したがってこれはdisplay-buffer-at-bottom (バッファー表示用のアクション関数を参照)によって提供される概念を残りのサイド(訳注: 下辺以外)に一般化したものとみなすことができます。しかし適切にカスタマイズすることにより、いわゆる統合開発環境(IDE)で見い出されるようなフレームレイアウトを提供するためにも、サイドウィンドウを使用できます。

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