このチャプターでではEmacs Lispの追加機能については説明しません。かわりに以前のチャプターで説明した機能を効果的に使う方法、およびEmacs Lispプログラマーがしたがうべき慣習を説明します。
以降で説明する慣習のいくつかはLispファイルのvisit時にコマンドM-x checkdoc
RETを実行することにより自動的にチェックできます。これはすべての慣習はチェックできませんし、与えられた警告すべてが必ずしも問題に対応する訳ではありませんが、それらすべてを検証することには価値があります。カレントバッファーの慣習をチェックするにはコマンドM-x
checkdoc-current-buffer RET、(たとえばM-x compile RETで実行するコマンドとともに)batchモードでファイルをチェックしたければcheckdoc-file
をかわりに使用してください。