システム固有のX11 keysym(key symbol:
キーシンボル)を定義するには変数system-key-alist
をセットします。
この変数の値はシステム固有のkeysymそれぞれにたいして1つの要素をもつようなalistであること。要素はそれぞれ(code
. symbol)
という形式をもつ。ここでcodeは数字のkeysymコード(ベンダー固有の
−2**28),
のビットは含まない)、symbolはそのファンクションキーの名前。
たとえば(168 . mute-acute)
は数字コード
−2**28
+ 168のシステム固有キーを定義する(HP Xサーバーで使用される)。
このalistから他のXサーバーのkeysymを除外することは重要ではない。実際に使用中のXサーバーが使用するkeysymが競合しないかぎり無害である。
この変数は常にカレント端末にたいしてローカルでありバッファーローカルにできない。複数の端末を参照のこと。
以下の変数をセットすればEmacsが修飾キーControl、Meta、Alt、Hyper、Superにたいして何のkeysymを使用するべきかを指定できます。