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Emacsのダイアリーはカレンダーと共に、日常のアポイントメントやその他のイベントを管理します。ダイアリー機能を使うには、最初にイベントとその日付を含むダイアリーファイル(diary file)を作成しなければなりません。Emacsは今日、近い将来、指定された日付のイベントを自動的にピックアップして表示します。
ダイアリーファイルの名前は、変数diary-file
により指定されます。デフォルトは~/diaryです。以下はこのファイルの例です:
12/22/2012 Twentieth wedding anniversary!! &1/1. Happy New Year! 10/22 Ruth's birthday. * 21, *: Payday Tuesday--weekly meeting with grad students at 10am Supowit, Shen, Bitner, and Kapoor to attend. 1/13/89 Friday the thirteenth!! &thu 4pm squash game with Lloyd. mar 16 Dad's birthday April 15, 2013 Income tax due. &* 15 time cards due.
このフォーマットは、いくつかのUnixシステムで提供されている、別のcalendar
ユーティリティーで使用されるものと、基本的に同じです。この例では、ほとんどのエントリーにたいして、余分なスペースでイベント説明を位置揃えしています。このようなフォーマットは、純粋に好みの問題です。
ダイアリーの作成を手作業で行なおうと考えているかもしれませんが、Emacsはダイアリーのエントリーを閲覧、追加、変更するいくつかのコマンドを提供します。
• Displaying the Diary: | ダイアリーのエントリーと、それに関連するカレンダーの日付を閲覧する。 | |
• Format of Diary File: | ダイアリーにイベントを入力する。 | |
• Date Formats: | 日付を指定するさまざまな方法。 | |
• Adding to Diary: | ダイアリーのエントリーを作成するコマンド。 | |
• Special Diary Entries: | 記念日、日付ブロック、周期的なエントリーなど。 |