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コマンドM-x gdbはブレークポイント、スタックフレーム、その他のデバッグ状態の様相を制御するために特化したバッファーで、IDE-likeなインターフェースでGDBを開始します。これは、たとえばマウスソースバッファーのフリンジをクリックすることにより、そこにブレークポイントをセットするなどの、マウスによりデバッグセッションを制御する追加の方法も提供します。
これらの追加機能を使わずにGUD interactionバッファーのインターフェースだけを使ってGDBを実行するには、M-x gud-gdb (Starting GUDを参照してください)を使用します。これは、(現在のところM-x gdbではサポートされていない)1つのEmacsセッションで複数のプログラムをデバッグしたいときだけ使用しなければなりません。
内部的には、M-x gdbはGDBにたいして“スクリーンサイズ”に制限がないと告げます。正しい操作のために、デバッグセッションの間はGDBのスクリーンの高さと幅の値を変更してはいけません。
• GDB User Interface Layout: | 複数表示されたバッファーの制御。 | |
• Source Buffers: | プログラムを制御するためにフリンジ・余白でマウスを使う。 | |
• Breakpoints Buffer: | ブレークポイントのコントロールパネル。 | |
• Threads Buffer: | スレッドの表示。 | |
• Stack Buffer: | callスタックからのフレームの選択。 | |
• Other GDB Buffers: | GDBの状態を制御するその他のバッファー。 | |
• Watch Expressions: | speedbarで変数の値をモニターする。 | |
• Multithreaded Debugging: | 複数スレッドのプログラムのデバッグ。 |