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このセクションでは、ハッシュテーブルにアクセスしたり、連想を保管する関数を説明します。一般的に、比較方法による制限がない限り、任意のLispオブジェクトをハッシュキーとして使用できます。
この関数はtableのkeyを照合して、それに関連づけられたvalue — table内にkeyをもつ連想が存在しない場合はdefault — をreturnします。
この関数は、table内に、値valueをもつkeyの連想を挿入します。tableがすでにkeyの連想をもつ場合、valueにより古い連想値が置き換えられます。
この関数は、tableにkeyの連想がある場合は、それを削除します。keyが連想をもたない場合、remhash
は何も行ないません。
Common Lispに関する注意: Common
Lispでは、remhash
が実際に連想を削除したときは非nil
、それ以外はnil
をreturnします。Emacs
Lispでは、remhash
は常にnil
をreturnします。
この関数は、ハッシュテーブルtableからすべての連想を削除するので、そのハッシュテーブルは空になります。これはハッシュテーブルのクリーニング(clearing)とも呼ばれます。
Common Lispに関する注意: Common
Lispでは、clrhash
は空のtableをreturnします。Emacs
Lispではnil
をreturnします。
この関数は、table内の各連想にたいして、1度ずつfunctionを呼び出します。関数functionは2つの引数
— tableにリストされたkeyと、それに関連づけられたvalue —
をとるべきです。maphash
はnil
をreturnします。