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Lispコードのファイルをロードすることは、その内容をLispオブジェクト形式でLisp環境に取り込むことを意味します。Emacsはファイルを探してオープンし、テキストを読み込んで各フォームを評価してから、そのファイルをクローズします。そのようなファイルはLispライブラリー(Lisp library)とも呼ばれます。
eval-buffer
関数がバッファー内のすべての式を評価するのと同様に、load関数はファイル内のすべての式を評価します。異なるのはEmacsバッファー内のテキストではなく、load関数はディスク上で見つかったファイル内のテキストを読み込み、評価することです。
ロードされたファイルは、ソースコードかバイトコンパイルされたコードとしてLisp式を含んでいなければなりません。このファイル内の各フォームは、トップレベルフォーム(top-level form)と呼ばれます。ロード可能なファイル内のフォームにたいする特別なフォーマットはありません。ファイル内のフォームはどれも、同じように直接バッファーにタイプされ、そこで評価されるでしょう(実際、ほとんどのコードはこの方法でテストされます)。多くの場合、そのフォームは関数定義と変数定義です。
外部ライブラリーのオンデマンドローディングについては、Dynamic Librariesを参照してください。
• How Programs Do Loading: | load 関数、その他。
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• Load Suffixes: | load が試みられるサフィックスについての詳細。
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• Library Search: | ロードするライブラリーの検索。 | |
• Loading Non-ASCII: | Emacs Lispファイル内の非ASCII文字。 | |
• Autoload: | オートロードのための関数のセットアップ。 | |
• Repeated Loading: | ファイルを2度ロードする場合の配慮。 | |
• Named Features: | まだロードされていないライブラリーのロード。 | |
• Where Defined: | 特定のシンボルがどのファイルで定義されているかの検索。 | |
• Unloading: | ロードされたライブラリーを"unload"する方法。 | |
• Hooks for Loading: | 特定のライブラリーがロードされたとき実行されるコードの提供。 |