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9.2.6 Lisp Macro Evaluation

リストの最初の要素がマクロオブジェクトと評価された場合、そのリストはマクロ呼び出し(macro call)になります。マクロ呼び出しが評価されるとき、リストの残りの要素は、最初は評価されません。そのかわり、これらの要素自体が、マクロの引数に使用されます。そのマクロ定義は、これは元のフォームの場所で評価される、置き換えのフォームを計算します。これは、マクロの展開(expansion)と呼ばれます。展開した結果は、任意の種類のフォーム — 自己評価定数、シンボル、リストになります。展開した結果自体がマクロ呼び出しの場合、結果が他の種類のフォームになるまで、繰り返し展開処理が行なわれます。

通常のマクロ展開は、その展開形を評価することにより終了します。しかし、他のプログラムもマクロ呼び出しを展開し、それらが展開形を評価するかもしれないし、評価しないかもしれないので、そのマクロ展開がすぐに、または最終的に評価される必要がない場合があります。

引き数式は通常、マクロ展開の計算の一部としては評価されませんが、展開の部分として現れるので、展開形が評価されるとき計算されます。

たとえば、以下のようなマクロ定義が与えられたとします:

(defmacro cadr (x)
  (list 'car (list 'cdr x)))

(cadr (assq 'handler list))のような式はマクロ呼び出しであり、展開形は以下のようになります:

(car (cdr (assq 'handler list)))

引数(assq 'handler list)が、展開形に含まれることに注意してください。

Emacs Lispマクロの完全な説明は、Macrosを参照してください。