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以下は、異なる方法でフォーマットされた日付を説明するために、ダイアリーエントリーの例をいくつか示したものです。この例では、日付はすべてアメリカ形式(月、日、年)ですが、Calendarモードは、オプションでヨーロッパ形式(日、月、年)と、ISO形式(年、月、日)をサポートします。
4/20/12 Switch-over to new tabulation system apr. 25 Start tabulating annual results 4/30 Results for April are due */25 Monthly cycle finishes Friday Don't leave without backing up files
最初のエントリーは、2012年4月20日に1度だけ表示されます。2番目と3番目のエントリーは毎年、指定した日に表示され、4番目のエントリーは月にワイルドカード(アスタリスク)を使っているので、毎月25日に表示されます。最後のエントリーは毎週、金曜日に表示されます。
‘month/day’や‘month/day/year’のように、日付を表すのに数字だけを使うこともできます。この場合、その後に続く文字は数字以外の文字でなければなりません。日付のmonthとdayは、1桁または2桁の数字です。オプションのyearも数字で、省略形として最後の2桁を使うこともできます。つまり、‘11/12/2012’または‘11/12/12’を使うことができます。
日付は、‘monthname day’または‘monthname day,
year’という形式をもつこともできます。月の名前のスペルには完全形、または省略形(最後のピリオドはあってもなくてもよい)を指定できます。月または曜日の優先される省略形は、変数calendar-abbrev-length
、calendar-month-abbrev-array
、calendar-day-abbrev-array
を使ってセットできます。デフォルトは、名前の最初の3文字を省略形として使用します。大文字小文字に違いはありません。
日付はジェネリック(generic) — つまり指定されていない部分があっても構いません。この場合、エントリーは日付に指定された部分にマッチする、すべての日付に適用されます。日付が年を含まない場合、これはジェネリックで、任意の年に適用されます。かわりにmonth、day、yearに‘*’を使用することもできます。これは任意の月、任意の日、任意の年にマッチします。したがって、日付は‘3/*/*’のダイアリーエントリーは任意の年の3月の任意の日にマッチします。‘march *’も同じです。
ヨーロッパ形式(月の前に日を記述する)、またはISO形式(年、月、日の順で記述する)で日付を記述したい場合は、カレンダーでM-x
calendar-set-date-styleとタイプするか、変数calendar-date-style
をカスタマイズします。これはダイアリーの日付がどのように解釈されるか、日付の表示、コマンドが与えられた引数に要求する順序に影響を与えます。
週のある曜日に適用されるジェネリックな日付として、曜日名を使うことができます。曜日名は完全なスペルを記述するか、上述した省略形を使用できます。大文字小文字に違いはありません。