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1度ダイアリーファイルを作成すると、カレンダーを使ってそれを閲覧できます。Calendarモードの外で、今日のイベントを閲覧することもできます。以下はCalendarバッファーで参照されるキーバインドです。
選択された日付の、すべてのダイアリーエントリーを表示します(diary-view-entries
)。
ダイアリーファイル全体を表示します(diary-show-all-entries
)。
表示されている日付で、ダイアリーエントリーをもつものをすべてマークします(diary-mark-entries
)。
カレンダーウィンドウのマークを外します(calendar-unmark
)。
表示されているダイアリーのハードコピーを印刷します。
今日の日付の、すべてのダイアリーエントリーを表示します。
近づきつつあるダイアリーエントリーのリマインダーとして、あなた自身にメールします。
dでダイアリーエントリーを表示すると、カレンダーで選択された日付のダイアリーエントリーが別のバッファーに表示されます。新しいバッファーのモードラインには、ダイアリーエントリーの日付が表示されます。休日はバッファーとモードラインの両方で表示され、それは選択した表示方法に依存します (Diary Displayを参照してください)。 dに数引数を指定した場合、選択した日付から指定した日数までのすべてのダイアリーエントリーを表示します。したがって、2 dは選択された日と、その次の日のすべてのエントリーを表示します。
ある日付にたいするダイアリーエントリーを表示する別の方法は、日付をmouse-3でクリックして、表示されるメニューからDiary
entriesを選択する方法です。変数calendar-view-diary-initially-flag
が非nil
の場合、カレンダーの作成により、その日のダイアリーエントリーがリストされます(その日が表示されている場合)。
より広い視点でダイアリーが記載されている日を知るには、mコマンドを使用します。これはダイアリーエントリーをもつ日付を、異なるフェイスでマークします。 diary-entry-markerを参照してください。
このコマンドは現在表示されている月と、スクロールすることにより表示される月の両方に適用されます。マークを消すにはuをタイプします。これにより休日のマークもオフになります(Holidaysを参照してください)。変数calendar-mark-diary-entries-flag
が非nil
の場合、カレンダーの作成または更新により、ダイアリーの日付が自動的にマークされます。
カレンダーで、特定のダイアリーエントリーのマークを抑止するには、エントリーの開始、日付の前に、diary-nonmarking-symbol
で指定された文字列(デフォルトは‘&’)を挿入します。これはエントリーをダイアリーバッファーで表示する場合は、影響ありません。カレンダーウィンドウで日付をマークするときだけ影響があります。マークされないエントリーは、マークの数が多くなりすぎるような、一般的なエントリーにたいして有用かもしれません。
限られたエントリーだけでなく、ダイアリーファイル全体を参照するには、sコマンドを使用します。
コマンドM-x
diaryは、カレンダーの表示とは独立に、その日のダイアリーエントリーと、オプションでその後の何日かのダイアリーエントリーも同様に表示します。何日分を含めるかは変数diary-number-of-entries
で指定してください。
diary-number-of-entriesを参照してください。
.emacsファイルに(diary)
を記述した場合、Emacsを開始したときに、その日のダイアリーエントリーのウィンドウを自動的に表示します。
ダイアリーのイベント通知を、メールで受けとるのを好む人もいます。そのようなメールをあなた自身に送るには、コマンドM-x
diary-mail-entriesを使用します。プレフィクス引数は、(今日から開始して)何日分をチェックするかを指定します。プレフィクス引数を指定しない場合、変数diary-mail-days
により、何日分をチェックするかが指定されます。