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12.1.4 killのオプション

いくつかの特別なバッファーは、読み取り専用(read-only)のテキストを含んでいて、それらは変更できないのでkillもできません。killコマンドは読み取り専用のバッファーにたいして特別な動作をします。バッファーから実際にテキストを削除せずに、killリングにコピーします。通常はビープ音をならし、その旨のエラーメッセージを表示します。しかし変数kill-read-only-okを非nilにセットすると、なぜテキストが消去されないのかをエコーエリアにメッセージ表示します。

変数kill-do-not-save-duplicatesを非nilに変更すると、同じものにたいするkillは重複なくkillリングの1つのエントリーとなります。