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このセクションでは、プログラム内のカッコ構造を活用したり、それらを対応が取れた状態に保つためのコマンドと機能について説明します。
これらの機能を語るとき、用語“カッコ(parenthesis)”には、大カッコ(braces)、角カッコ(brackets)、またはマッチするペアとして定義される区切りも含まれます。メジャーモードはどの区切りに意味があるかを、構文テーブル(syntax table)を通じて制御します(Syntax Tables in The Emacs Lisp Reference Manualを参照してください)。Lispでは丸カッコ(parentheses)だけが考慮され、Cではこれらのコマンドは大カッコや角カッコにも適用されます。
M-x check-parensを使用して、バッファー内の対応の取れていないカッコと、対応が取れていない文字列のクォートを検索することができます。
• Expressions: | 対応が取れたカッコの式。 | |
• Moving by Parens: | カッコ構造を上、下、横断して移動するコマンド。 | |
• Matching: | 終了区切りの挿入による、マッチする開始区切りのフラッシュ表示。 |