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C-u
iを使うことにより、ls
のスイッチを指定して、Diredバッファーにサブディレクトリーを挿入できます。すでに挿入されたサブディレクトリーのls
スイッチを変更するには、その位置でC-u
lを使用します。
バッファーをリバートしたとき、Diredはこれらのスイッチを保持します。サブディレクトリーを削除すると、それにたいするスイッチは忘れられます。
dired-undo
(Marks vs Flagsを参照してください)
を使用することにより、スイッチを明示的に指定して挿入されたサブディレクトリーにたいして、それらのスイッチを記憶する(または忘れる)ためのDiredの機構をバイパスして、それらのサブディレクトリーの再挿入または削除を行なうことができます。dired-undo
を使用してサブディレクトリーを削除しても、それのスイッチは記憶されています。後でiを使ってサブディレクトリーを再挿入すると、これは古いスイッチを使用してサブディレクトリーを再挿入します。(dired-undo
ではなく)通常のDiredコマンドを使って削除されたサブディレクトリーを、dired-undo
を使って再挿入すると、最初は古いスイッチを使ってサブディレクトリーを挿入します。しかしバッファーをリバートすると。バッファーのデフォルトのスイッチを使って再リストします。これが問題な場合、C-u
iかC-u lで、この状況を正すことができます。
DiredはR
スイッチを記憶しません。R
スイッチを含むスイッチでサブディレクトリーを挿入すると、それはそのサブディレクトリーの各サブディレクトリーそれぞれにたいして、残りのスイッチを使用して挿入を行なうのと等価です。たとえばR
で挿入されたサブディレクトリを更新またはkillしても、それのサブディレクトリーは更新またはkillされません。
バッファーのデフォルトスイッチは、明示的にスイッチを指定して挿入されたサブディレクトリーに影響を与えません。特にバッファーのスイッチを変更するsのようなコマンドは、そのようなサブディレクトリーに影響を与えません(しかし明示的にスイッチを割り当てられていないサブディレクトリーには影響します)。
M-x dired-reset-subdir-switchesを使うことにより、Diredにサブディレクトリーにたいするスイッチをすべて忘れさせて、すべてのサブディレクトリーを再びリストさせることができます。これはDiredのバッファーもリバートします。