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端末ウィンドウでのマウスクリックをサポートするテキスト端末がいくつかあります。
xterm
と互換性のある端末エミュレーターでは、M-x
xterm-mouse-modeを使って、Emacsに簡単なマウスの使用 — 基本的には修飾なしのシングルクリックだけがサポートされます —
を制御させることができます。より新しいバージョンのxterm
は、マウストラッキングもサポートします。そのようなクリックにたいする通常のxterm
のマウス機能は、マウスボタンを押すときにSHIFTキーを押すことにより、利用できます。Xterm
Mouseモードはグローバルマイナーモードです(Minor Modesを参照してください)。コマンドを繰り返すと、このモードを再びオフにします。
GNU/Linuxのコンソールでは、M-x gpm-mouse-modeを使ってマウスサポートを有効にできます。これが機能するためにはgpmサーバーがインストールされていて、システムで実行されていなければなりません。このモードが有効な場合、EmacsとGPMを使用する他のプログラムとの間で、マウスによるテキスト転送ができないことに注意してください。これはGPMとLinux kernelによる制限です。
MS-DOSでのマウスサポートに関する情報は、MS-DOS Mouseを参照してください 。