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カレンダーとダイアリーのエントリーを、HTMLやLaTeXに書き出すことができます。
Calendar
HTMLコマンドは、カレンダー、休日、ダイアリーのエントリーを含む、HTMLコードのファイルを生成します。各ファイルは1ヶ月に対応し、yyyy-mm.htmlという形式の名前をもちます。ここでyyyyは4桁の年、mmは2桁の月です。変数cal-html-directory
は、HTMLファイルのためのデフォルトの出力先ディレクトリーを指定します。休日が表示されないようにするには、cal-html-holidays
をカスタマイズしてください。
<
と>
で囲まれたダイアリーのエントリー(たとえば、this is a diary entry with <font
color=”red”>some red
text</font>)は、HTMLタグと解釈されます。HTMLファイルを含むディレクトリーの中にあるスタイルシートcal.cssを通じて、表示されるHTMLページの全体的な外観を変更できます(関連するスタイルセッティングについては、変数cal-html-css-default
の値を参照してください)。
1ヶ月のカレンダーを生成します(cal-html-cursor-month
)。
1年の各月のカレンダーファイルを生成し、同様にインデックスページも生成します(cal-html-cursor-year
)。デフォルトでは、このコマンドはファイルをサブディレクトリーyyyyに書き込みます。これを変更した場合、各年の間のハイパーリンクは機能しなくなるでしょう。
変数cal-html-print-day-number-flag
が非nil
の場合、マンスリーカレンダーにはday-of-the-year(年の何日目か)の数字が表示されます。変数cal-html-year-index-cols
は、年のインデックスページの列数を指定します。
Calendar LaTeXコマンドは、カレンダーとしてプリントされるLaTeXコードのバッファーを生成します。どのコマンドを使うかにより、プリントされるカレンダーは、ポイントのある日、週、月、年をカバーします。
1ヶ月のカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-month
)。
横向き印刷(sideways-printing)で、1ヶ月のカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-month-landscape
)。
1日のカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-day
)。
時間を併記した、1週間の1ページカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-week
)。
時間を併記した、1週間の2ページカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-week2
)。
時間なしで、1週間のISOスタイルのカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-week-iso
)。
時間を併記した、月曜で始まる1週間のカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-week-monday
)。
時間なしで、1週間の2ページカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-week2-summary
)。
2週間を見開きする、Filofaxスタイルのカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-filofax-2week
)。
1週間を見開きする、Filofaxスタイルのカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-filofax-week
)。
1年のカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-year
)。
横向き印刷(sideways-printing)で、1年のカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-year-landscape
)。
1年のFilofaxスタイルのカレンダーを生成します(cal-tex-cursor-filofax-year
)。
これらのコマンドの中には、カレンダーを(ランドスケープモードで)横向きに印刷するものがあり、その場合は縦長ではなく横長になります。Filofaxの用紙サイズ(3.75in x 6.75in)を使うものもあります。これらのコマンドはすべてプレフィクス引数を指定でき、これは何日、何週間、何ヶ月、何年分を印刷するかを指定します(常に選択された日付から開始されます)。
変数cal-tex-holidays
が非nil
(デフォルト)の場合、プリンとされたカレンダーにはcalendar-holidays
の休日が表示されます。変数cal-tex-diary
が非nil
(デフォルトはnil
)の場合、ダイアリーのエントリーも含まれます(マンスリー、Filofax、isoの週カレンダーのみ)。変数cal-tex-rules
が非nil
(デフォルトはnil
)の場合、カレンダーは充分な空間のある、罫線ページのスタイルで表示されます。そのカレンダーがどんな機能をサポートするかは、個別のcal-tex関数のドキュメントを参照してください。
必要なら、変数cal-tex-preamble-extra
を使用して、生成されたドキュメントのプリアンブル(preamble)に、追加のLaTeXコマンドを挿入できます。