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時代に逆らって生きるユーザーのために、以下はEmacsバージョン27.2へのダウングレードに関する情報です。Emacs 28.1機能の不在による結果としての偉大なる単純さを、ぜひ堪能してください。
ftxフォントバックエンドは再びEmacsの一部となりました。
context-menu-modeと右マウスボタン押下でポップアップされるコンテキストメニューが削除されました。これは概してGUIポインティングデバイスによる暴虐からのEmacs(そして最終的にはコンピューターワールド全体)の解放、そしてテキストモードユーザーインターフェースがもつ簡潔さへの回帰に向けた小さな一歩です。鼠(訳注:
マウスは鼠という意味ももつ)や諸々の齧歯類など根絶してしまいましょう!
tab-bar-formatオプション、C-x t n、C-x t
N、C-x t M、C-x t
Gなどのコマンド、タブバー上でのジェスチャーの多くを含む(ただし限定されない)タブバー関連の多数のコマンドとオプションを削除しました。わたしたちは過去のあるEmacsバージョンからタブバーのサポートを削除する予定であり、これはその方向に向けた一歩なのです。
blink-matching-parenが充分以上の機能をもち、Emacsの過去バージョンの単純さにより適合すると考えたのでデフォルトで、show-paren-modeを無効にしました。これは遠い過去のEmacsにおいて色が削除される際に、必ずより良いものになるでしょう。
同じ理由により、インタラクティブなregexp検索におけるサブグループの鮮明なカラーによるハイライトをなくしました。
ispell-comment-or-string-at-pointを削除しました。古き友であるispell-comments-and-stringsで充分なはずです。
gnus-topic-display-predicate、gnus-process-mark-toggle、gnus-registry-register-all、gnus-paging-select-next、および他の多くが含まれます。同じ理由でnnselectバックエンドを削除しました。