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Emacsは定期的に、visitしているファイルを、実際に使っているファイルを変更せずに、別のファイルに自動的に保存するときがあります。これは自動保存(auto-saving)と呼ばれます。これはシステムがクラッシュしたとき、失われてしまう作業をある程度以下に制限するためのものです。
Emacsが自動保存するときだと決定すると、各バッファーを判断して、それらのバッファーの自動保存が有効で、最後に自動保存されてから変更されている場合には自動保存します。auto-save-no-message
変数がnil
(デフォルト)にセットされている際には、もし自動保存されているファイルが実際にあればエコーエリアに‘Auto-saving...’というメッセージが自動保存の間に表示されます。このメッセージを無効にするには、この変数を非nil
にカスタマイズしてください。自動保存の間のエラーはキャッチされるので、ユーザーがタイプして実行したコマンドに、干渉することはありません。
• Files: | ファイルを保存するまでの間、自動保存された変更が実際に保存されるファイル。 | |
• Control: | 自動保存をいつ、どのような間隔で行うかの制御。 | |
• Recover: | 自動保存ファイルからのテキストの復旧。 |