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31.11 Diredでのファイル比較

= (dired-diff)コマンドは、diffプログラムを使用して、カレントファイル(ポイント位置のファイル)と他のファイル(ミニバッファーを使用して指定)を比較します。ミニバッファーで指定されたファイルは、diffの1番目の引数となり、ポイント位置のファイルは2番目の引数になります。diffプログラムの出力は、Diffモードを使用するバッファーで表示されます(ファイルの比較を参照してください)。

リージョンがアクティブの場合、ミニバッファーを使って読み取られるファイル名のデフォルトは、マーク(Diredのマークではなく、Emacsの通常のマークのこと。マークのセットを参照してください)の位置のファイルになります。リージョンがアクティブでない場合、ポイント位置のファイルがバックアップファイル(バックアップファイルを参照してください)のときは、それがデフォルトになります。

ediff-filesを使用してファイルを比較することもできます。Major Entry Points in Ediff User’s Manualを参照してください。