28.3.1 プログラムの基本的なインデントコマンド

TAB

カレント行のインデントを調整します(indent-for-tab-command)。

RET

改行を挿入して、次の行のインデントを調整します(newline)。

基本的なインデントコマンドはTAB (indent-for-tab-command)で、これはインデントで説明されています。プログラミング言語のモードでは、TABは前の行のインデントと構文的な内容にもとづき、カレント行をインデントします。リージョンがアクティブのとき、TABはカレント行だけでなく、リージョン内の各行をインデントします。

テキストの挿入で説明されているコマンドRET (newline)は、C-jの後にTABを続けるのと同じです。これは改行を挿入してから、その行のインデントを調整します。

カッコによるグループ化により開始される行でインデントする場合、通常Emacsはグループ内の前の行の開始、または、カッコの後ろのテキストの下に、行の開始を合わせます。(たとえば美的観点により)これらの行に手動で非標準的なインデントを与えた場合は、その下の行もそれにしたがいます。

プログラミング言語のモードのほとんどは、左端の開きカッコ、開き大カッコ(open-brace)、その他の開始区切りを関数の開始とみなします。編集しているコードがこの前提に違反する場合は — それらの区切りが文字列やコメントの中にある場合でも — インデントが正しく機能するために、open-paren-in-column-0-is-defun-startnilをセットしなければなりません。左端の慣習を参照してください

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