以下は、引数とオプションを指定してEmacsを使用する例です。ここでは、ロードすることにより、Cプログラムをvisitしたカレントバッファーにたいして、何か便利な操作を行なう、hack-c.elという名前のLispプログラムファイルがあるとしましょう。
emacs --batch foo.c -l hack-c -f save-buffer >& log
これはfoo.cをvisitしてから、hack-c.el(これはvisitされたファイルに何らかの変更を行ないます)をロードし、foo.cを保存(save-buffer
はC-x
C-sにバインドされた関数であることに注意してください)した後に、(‘--batch’オプションなので)Emacsを終了してシェルに戻ります。‘--batch’は、出力をlogにリダイレクトしても問題がないことが保証されます。なぜならEmacsは作業するためのディスプレイ端末をもたないと想定されるからです。