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39.1 DocViewの操作

DocViewモードでは通常のEmacs移動キー、つまりC-pC-nC-bC-f、および矢印キーを使って、ページをスクロールできます。

デフォルトでは、行移動キーのC-pC-nは、カレントページの先頭または最後でスクロールを止めます。しかし、変数doc-view-continuousを非nil値に変更した場合、カレントページの先頭でC-pとタイプすると前のページを表示し、カレントページの最後でC-nとタイプすると次のページを表示します。

nPageDownnextC-x ]をタイプすることにより、次のページを表示することもできます(doc-view-next-page)。前のページを表示するには、pPageUppriorC-x [をタイプします(doc-view-previous-page)。

SPC (doc-view-scroll-up-or-next-page)は、ドキュメントを順に読んでいくのに便利な方法です。これはカレントページをスクロールするか、次のページに移動します。DEL (doc-view-scroll-down-or-previous-page)は、同様の方法で後方に移動します。

最初のページに移動するには、M-< (doc-view-first-page)とタイプします。最後のページに移動するには、M-> (doc-view-last-page)とタイプします。ページ番号を指定して移動するには、M-g M-gまたはM-g g (doc-view-goto-page)とタイプしてください。

+ (doc-view-enlarge)と- (doc-view-shrink)で、ドキュメントを拡大したり縮小することができます。これらのコマンドはデフォルトではすでに描画済みのイメージを再スケールします。かわりにイメージを新たなサイズに再描画するにはdoc-view-scale-internallynilにセットしてください。DocViewにたいするデフォルトサイズを指定するには、変数doc-view-resolutionをカスタマイズしてください。

DocViewはimenu機能(Imenuとはを参照)を通じてアクセスできるように、mutoolプログラムが利用可能な場合にはそれを使ってoutlineメニュー用のエントリーを生成します。システムにmutoolが存在する場合であってもこの機能を無効にしたい場合には、変数doc-view-imenu-enablednil値にカスタマイズしてください。doc-view-imenu-formatdoc-view-imenu-flattenといった変数を使えば、imenuがアイテムをどのようにフォーマット、表示するかを更にカスタマイズすることができます。

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