27.14.6 Enrichedテキストの位置調整

Enrichedモードでは、以下のコマンドを使って、フィルのためにさまざまな行端揃えスタイル(justification styles)を指定できます。これらのコマンドは。ポイントを含むパラグラフ、またはリージョンがアクティブの場合は、リージョンと重なるすべてのパラグラフに適用されます。

M-j l

行を左余白に揃えます(set-justification-left)。

M-j r

行を右余白に揃えます(set-justification-right)。

M-j b

行の途中にスペースを挿入することにより、行を両端の余白に揃えます(set-justification-full)。

M-j c
M-S

両端の余白の間で行を中央に揃えます(set-justification-center)。

M-j u

フィルを完全にオフに切り替えます(set-justification-none)。このセッティングにより、フィルコマンドはテキストに何も行わなくなります。それでも左余白はインデントすることができます。

Text PropertiesメニューのJustificationサブメニューを使用して、行端揃えスタイルを指定することもできます。デフォルトの行端揃えスタイルはバッファーごとの変数default-justificationにより指定されます。この変数の値はシンボルleftrightfullcenter、またはnoneのうちの1つです。シンボルの意味は上述したコマンドに対応します。

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