Enrichedモードでは、以下のコマンドを使って、フィルのためにさまざまな行端揃えスタイル(justification styles)を指定できます。これらのコマンドは。ポイントを含むパラグラフ、またはリージョンがアクティブの場合は、リージョンと重なるすべてのパラグラフに適用されます。
行を左余白に揃えます(set-justification-left
)。
行を右余白に揃えます(set-justification-right
)。
行の途中にスペースを挿入することにより、行を両端の余白に揃えます(set-justification-full
)。
両端の余白の間で行を中央に揃えます(set-justification-center
)。
フィルを完全にオフに切り替えます(set-justification-none
)。このセッティングにより、フィルコマンドはテキストに何も行わなくなります。それでも左余白はインデントすることができます。
Text
PropertiesメニューのJustificationサブメニューを使用して、行端揃えスタイルを指定することもできます。デフォルトの行端揃えスタイルはバッファーごとの変数default-justification
により指定されます。この変数の値はシンボルleft
、right
、full
、center
、またはnone
のうちの1つです。シンボルの意味は上述したコマンドに対応します。