qコマンド(emerge-quit
)はマージを終了して、指定されている場合は結果を出力ファイルに保存します。これはバッファーAおよびBの内容を正しいものに復元するか、もしそれらがEmergeにより作成され、何も変更されていないときはkillします。これによりマージバッファーでEmergeコマンドは使えなくなります。なぜならそれらを実行することにより、さまざまなバッファーの内容にダメージを与えるからです。
C-]はマージを中断します。これは出力ファイルに書き込まずに終了することを意味します。出力ファイルを指定していない場合、マージの終了と中断に実際の違いはありません。
Emergeコマンドが他のLispプログラムから呼び出された場合、正常終了の戻り値はt
で、中断(abort)のときはnil
です。