特定の名前のファイルを頻繁にvisitする場合、その名前をレジスターにセットしておけば、より便利にファイルをvisitすることができます。以下はnameというファイルをレジスターrにセットするLispコードです:
(set-register r '(file . name))
たとえば、
(set-register ?z '(file . "/gd/gnu/emacs/19.0/src/ChangeLog"))
はレジスター‘z’にファイル名をセットします。
レジスターrに名前がセットされているファイルをvisitするには、C-x r j rとタイプします。これはある位置にジャンプしたり、フレームの設定を復元するのと同じコマンドです。
同様にもし特定のバッファーを頻繁にvisitするのであれば、それらのバッファー名をレジスターに置くことができます。たとえばよく‘*Messages*’バッファーをvisitするのなら、以下のスニペットを使えばそのバッファーをレジスター‘m’に置くことができます:
(set-register ?m '(buffer . "*Messages*"))
レジスターrに名前がセットされているバッファーに切り替えるにはC-x r j rとタイプしてください。