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Emacsのレジスター(registers)は、テキストや矩形領域、位置、その他、後で使うものを保存するための区画です。一度テキストや矩形領域をレジスターに保存すれば、それをバッファーに何度もコピーできます。一度場所をレジスターに保存すれば、何度でもその場所にジャンプして戻ることができます。
Each register has a name that consists of a single character, which we will denote by r; r can be a letter (such as ‘a’) or a number (such as ‘1’); case matters, so register ‘a’ is not the same as register ‘A’. You can also set a register in non-alphanumeric characters, for instance ‘C-d’ by using for example C-q ‘C-d’.
レジスターには位置、テキスト、矩形領域、数字、ウィンドウやフレームの構成、、バッファー名、ファイル名が保存できますが、一度に保存できるのは1つです。レジスターに何か保存すると、他の何かをそのレジスターに保存するまで残ります。レジスターrに何が含まれているのか見るには。M-x view-registerを使います:
レジスターrに何が含まれるかの説明を表示します。
レジスター名の入力を求めるコマンドはすべて、既存のレジスターを一覧するプレビュー(preview)ウィンドウを遅延表示します。遅延の長さはregister-preview-delay
でカスタマイズできます。遅延を無効にするには、nil
をセットしてください。この場合、C-hかF1で、明示的にプレビューウィンドウを要求できます。
ブックマーク(Bookmarks)はファイルと位置を記録するので、ファイルを再び見るときは記録された位置から閲覧できます。ブックマークも本質的にレジスター同じなので、このチャプターに記載します。