Emacsフレームが使用するGTK+ウィジェットを以下にリストします:
Emacs
(class GtkWindow
)pane
(class GtkVBox
)menubar
(class GtkMenuBar
)GtkHandleBox
)emacs-toolbar
(class GtkToolbar
)emacs
(class GtkFixed
)verticalScrollBar
(class GtkVScrollbar
)Emacsウィンドウの内容は、emacs
ウィジェットにより描画されます。複数のEmacsウィンドウがある場合でも、それぞれのスクロールバーウィジェットの名前はverticalScrollBar
であることに注意してください。
たとえば、以下はメニューバーのスタイルをセットする、2つの異なる方法の例です:
widget "Emacs.pane.menubar.*" style "my_style" widget_class "GtkWindow.GtkVBox.GtkMenuBar.*" style "my_style"
GTK+ダイアログにたいしては、EmacsはクラスGtkDialog
の、emacs-dialog
という名前のウィジェットを使用します。ファイル選択にたいしては、EmacsはクラスGtkFileSelection
の、emacs-filedialog
という名前のウィジェットを使用します。
ポップアップメニューとダイアログのウィジェットは独立したウィンドウであり、Emacs
ウィジェットに含まれていないので、それらのGTK+完全名は‘Emacs’で始まりません。これらのウィジェットをカスタマイズするには、以下のようにワイルドカードを使用します:
widget "*emacs-dialog*" style "my_dialog_style" widget "*emacs-filedialog* style "my_file_style" widget "*emacs-menuitem* style "my_menu_style"
Emacsのすべてのメニューにスタイルを適用したい場合は、以下を使用します:
widget_class "*Menu*" style "my_menu_style"