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30.2.2 バッファーを操作するプロジェクトコマンド

C-x p b

カレントプロジェクトに属する他のバッファーに切り替えます(project-switch-to-buffer)。

C-x p C-b

プロジェクトバッファーをリストします(project-list-buffers)。

C-x p k

カレントプロジェクトに属するすべての生きたバッファーをkillします(project-kill-buffers)。

C-x p o

カレントプロジェクトでシェルコマンドを実行します(project-any-command)。

プロジェクトでの作業ではプロジェクトに属するファイルをvisitするバッファーや、(project-compileが作成する*compilation*バッファーのように)プロジェクトには属するものの何のファイルもvisitしないバッファーを多数もつ可能性があります。コマンドC-x p b (project-switch-to-buffer)はカレントプロジェクトに属するバッファーのみを補完候補とみなしてバッファーの入力を求めることにより、カレントプロジェクトに属するバッファー間の切り替えを助けます。

C-x p C-b (project-list-buffers)はコマンドlist-buffers (see 既存のバッファーを一覧する)と同じように既存のバッファーのリストを表示しますが、カレントプロジェクトに属するバッファーだけをリストするコマンドです。

プロジェクトの作業が終わった際には、Emacsセッションを小さく保つためにプロジェクトに属するすべてのバッファーをkillしたいと思うかもしれません。コマンドC-x p k (project-kill-buffers)によりこれを行うことができます。これはカレントプロジェクトに属するproject-kill-buffer-conditionsのいずれかを満足するすべてのバッファーをkillします。project-kill-buffers-display-buffer-listが非nilの場合には、まずkillされるバッファーを表示します。

最後にコマンドC-x p o (project-any-command)は、次にタイプしたコマンドがバッファーと関係あるかどうかに関わらず、カレントプロジェクトで実行します。

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