以下のmouse-1の変種は、1度に単語全体または行全体を選択します。Emacsは選択されたテキスト周辺のリージョンをアクティブにして、killリングにもコピーされます。
クリックした単語や文字周辺のテキストを選択します。
シンボルの構文をもつ文字(C modeでのアンダースコアーなど)をダブルクリックすると、シンボルを取り囲むその文字を選択します。開きカッコ(または閉じカッコ)の構文をもつ文字をダブルクリックすると、そのカッコで始まる(または終わる)グループを選択します。区切り文字の構文をもつ文字(Cのシングルクォーテーションやダブルクォーテーション)をダブルクリックすると、文字列定数を選択します(Emacsはその文字により開始するのか(または終了するのか)を、発見的な手法を使って見つけ出します)。
カッコによるグループ化、または文字列の区切り文字の先頭をダブルクリックすると、そのリージョンの最後にポイントが移動します。新たな位置を表示するために必要なら、バッファーの表示を前方にスクロールします。カッコによるグループ化、または文字列の区切り文字の終端をダブルクリックしても、デフォルトではポイントはそのリージョンの終端に留まり、リージョンの先頭がウィンドウ上端より上にある場合は表示されません。必要ならバッファーの表示を後方にスクロールすてリージョンの先頭に移動するように変更するには、ユーザーオプションmouse-select-region-move-to-beginning
を非nil
にセットしてください。
単語全体を単位として、ドラッグした箇所のテキストを選択します。
クリックした行を選択します。
行全体を単位として、ドラッグした箇所のテキストを選択します。