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10.8 Yes or No プロンプト

Emacsのコマンドが実行の過程で、yes-or-no(はい/いいえ)形式で質問して答えを求めるかもしれません。これらの質問は大きく2つにわけることができます。

1番目のyes-or-no形式の質問は‘(y or n)で終わるプロンプトの質問です。‘y’か‘n’いずれかの単一キーをタイプして質問に応答して、それによりミニバッーを即座にexitして応答を伝えます。たとえばバッファーの保存でC-x C-w (write-file)を入力して既存のファイル名を入力すると、Emacsは以下のようなプロンプトを表示します:

File ‘foo.el’ exists; overwrite? (y or n)

The second type of yes-or-no query is typically employed if giving the wrong answer would have serious consequences; it thus features a longer prompt ending with ‘(yes or no)’ (or the value of yes-or-no-prompt if you’ve customized that). For example, if you invoke C-x k (kill-buffer) on a file-visiting buffer with unsaved changes, Emacs activates the minibuffer with a prompt like this:

Buffer foo.el modified; kill anyway? (yes or no)

これに答えるにはミニバッファーで‘yes’か‘no’の後にRETをタイプしなければなりません。

これらのyes-or-noによる2つの質問形式では、前のセクションで説明したようにミニバッファーは振る舞います。C-lによる選択されたウィンドウの再センタリング、ウィンドウのスクロール( C-vPageDownで前方、M-vPageUpで後方にスクロール)、C-x oによる別ウィンドウへの切り替え、M-pM-nによるヒストリーコマンドの使用等が可能です。質問を終了するためにはC-gをタイプしてミニバッファーと問い合わせコマンドををquitします(中止と中断を参照)。これに答えるには、ミニバッファーに‘yes’または‘no’と入力してから、RETを押さなければなりません。ミニバッファーは前のセクションで説明したように動作します。C-x oによる他のウィンドウへのスイッチ、ヒストリーコマンドのM-pM-nなどが使用できます。C-gでミニバッファーを閉じて、質問を発したコマンドを終了できます。

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