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デフォルトでは、内部的にGNU
gettext
をフルに使っているパッケージは、翻訳されたメッセージを使えるような方法でインストールされます。configuration実行時には、これらのパッケージはホストシステムですでにGNU
gettext
の機能が提供されているかを、自動的に検出する必要があります。もし提供されていない場合、GNU
gettext
ライブラリーが自動的に準備・使用されます。インストーラーは、configure時のこの動作を変更するための特別なオプションを使うことができます。コマンド‘./configure
--with-included-gettext’により、そのシステムのgettext
をバイパスしてかわりに同梱された GNU
gettext
を使用します。また‘./configure
--disable-nls’では、翻訳されたメッセージを利用しないプログラムを生成します。
インターナショナライズされたパッケージには通常、多くのll.poファイルがあります。翻訳が利用不可になっていなければ、パッケージのインストールによりそれらが利用可能になります。しかしconfigureに先立ち環境変数のLINGUAS
がセットされていると、インストールされる対象が制限されます。LINGUAS
はスペースで区切られた2文字のコードのリストで、利用できる言語を指定します。