3.3 Make a Function Interactive

ドキュメントの直後にスペシャルフォームinteractiveで始まるリストを配置することで、インタラクティブ(interactive: 対話的)な関数を作成できます。インタラクティブな関数はM-xの後に関数の名前をタイプしたり、たとえばnext-lineにたいするC-nやmark-whole-bufferにたいするC-x hのようにバインドされているキーをタイプすることで呼び出すことができます。

面白いことにインタラクティブな関数を対話的に呼び出しても、リターンされた値はが自動的にエコーエリアに表示されることはありません。単語や行を単位とする移動のように、リターンされる値ではなく、副作用のためにインタラクティブ関数が呼び出されることがままあるというのが理由です。キーをタイプするたびにリターン値がエコーエリアに表示されたら気が散ってしまうでしょう。