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save-excursion
Expressionsave-excursion
を使用するコード用の雛形はシンプルです:
(save-excursion body…)
この関数のbodyはLispインタープリターによって順に評価されることになる1つ以上の式です。bodyに2つ以上の式がある場合には、最後の式の値がsave-excursion
関数の値としてリターンされます。body内のそれ以外の式は副作用を得るためだけに評価されます。そしてsave-excursion
自体も、それがもつ副作用(ポイント位置のリストア)のためだけに使用されます。
以下はより詳細なsave-excursion
用の雛形です:
(save-excursion first-expression-in-body second-expression-in-body third-expression-in-body … last-expression-in-body)
ここでの式(expression)とはもちろんそれ自体がシンボルだったり、リストの場合もあるでしょう。
Emacs
Lispのコードでは、let
式のbodyにsave-excursion
式が記述されることが間々あります。以下のような記述の仕方です:
(let varlist (save-excursion body…))