Next: , Up: Variables   [Contents][Index]


fill-column, an Example Variable

変数fill-columnを例に値が割り当てられたシンボルを説明します。GNU Emacsのバッファーそれぞれにたいして、この変数には何らかの値がセットされています。通常は72や7ppですが、他の値の場合もあります。このシンボルの値を調べるには、この変数自体を評価します。この文書をGNU Emacs内部のInfoで閲覧している場合には、以下のシンボルの後にカーソルを置いてC-x C-eをタイプしてください:

fill-column

わたしがC-x C-eをタイプしたら、Emacsはエコーエリアに数値の72をプリントしました。これはわたしがこの文書を記述している際のfill-columnの値です。あなたのInfoバッファーでは値は異なるかもしれません。変数としてリターンされた値と、関数が自身の命令を実行してリターンされた値はまったく同じ方法によってプリントされることに注意してください。Lispインタープリターから見ると、リターンされた値であることに違いはないのです。値が一度判明してしまえば、どのような式からもたらされた値かはどうでもよいのです。

シンボルには任意の値を割り当てることができます。専門用語を使うと、変数には任意の値をバインド(bind)できる、のように表現します。72のような数値、"such as this"のような文字列、(spruce pine oak)のようなリスト、あるいは関数定義のようなものさえ変数にバインドできます。

変数への値のバインドにはいくつかの方法があります。その方法の1つについてはSetting the Value of a Variableを参照してください。

This page has generated for branch:work/add_lispintr, commit:65845cf60c073f2f3182d1d07483530e9bbe1d96 to check Japanese translation.