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28.7 すべてのフレームを探す

Function: frame-list

この関数はすべての生きたフレーム(削除されていないフレーム)のリストをリターンする。これはバッファーにたいするbuffer-listに類似しており、すべての端末上のフレームが含まれる。リターンされるリストは新たに作成されたものであり、このリストを変更してもEmacs内部への影響はない。

Function: visible-frame-list

この関数はカレントで可視なフレームだけのリストをリターンする。See Visibility of Framesを参照のこと。テキスト端末上のフレームは、実際に表示されるのが選択されたフレームだけだとしても、常に“可視”であるとみなされる。

Function: next-frame &optional frame minibuf

この関数は、カレントディスプレイ上そすべてのフレームを、任意のフレームを開始点としいぇ巡回するのに便利である。これは、そのその巡回サイクル上でframeの“次”に該当するフレームをリターンする。frameが省略またはnilの場合のデフォルトは、選択されたフレーム(Input Focusを参照)である。

2つ目の引数minibufはどのフレームを考慮するかを示す:

nil

ミニバッファーのみのフレームを除外。

visible

すべての可視フレームを考慮する。

0

すべての可視フレームとアイコン化されたフレームを考慮する。

ウィンドウ

特定のウィンドウをミニバッファーとして使用するフレームだけを考慮する。

その他

すべてのフレームを考慮する。

Function: previous-frame &optional frame minibuf

next-frameと同様だがすべてのフレームを逆方向に巡回する。

Cyclic Window Orderingnext-windowprevious-windowも参照してください。