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EmacsはEmacsプロセスにより使用された経過時間(elapsed time)とプロセッサー時間(processor time)の両方にたいして、それらをリターンする関数とプリミティブをいくつか提供します。
この関数はEmacsのuptime —
このEmacsインスタンスが実行してから経過した実世界における稼動時間を表す文字列をリターンする。この文字列はオプション引数formatに応じてformat-seconds
によりフォーマットされる。利用できるフォーマット記述子についてはformat-secondsを参照のこと。formatがnil
か省略された場合のデフォルトは"%Y, %D,
%H, %M, %z%S"
。
インタラクティブに呼び出されるとエコーエリアにuptimeをプリントする。
この関数はEmacsにより使用されたプロセッサーの実行時間を、current-time
の場合と同じフォーマット(Time of Dayを参照)の4つの整数のリスト(sec-high sec-low microsec
picosec)
でリターンする。
この関数がリターンする値にはEmacsがプロセッサーを使用していない時間は含まれないこと、そしてEmacsプロセスが複数のスレッドをもつ場合には、すべてのEmacsスレッドにより使用されたプロセッサー時間の合計値がリターンされることに注意。
システムがプロセッサー実行時間を判断する方法を提供しなければget-internal-run-time
はcurrent-time
と同じ値をリターンする。
この関数はEmacsの初期化(Startup Summaryを参照)にかかった秒数を文字列としてリターンする。インタラクティブに呼び出された場合にはエコーエリアにプリントする。