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40.13.5 フリンジビットマップのカスタマイズ

Function: define-fringe-bitmap bitmap bits &optional height width align

この関数はシンボルbitmapを新たなフリンジビットマップとして定義、またはその名前の既存のビットマップを置き換える。

引数bitsは使用するイメージを指定する。これは各要素(整数)が対応するビットマップの1行を指定する文字列か整数ベクターであること。整数の各ビットはそのビットマップの1ピクセル、低位ビットはそのビットマップの最右ピクセルに対応する(このビットオーダーはXBMイメージと逆順であることに注意。XBM Imagesを参照)。

高さは通常はbitsの長さ。しかし非nilheightにより異なる高さを指定できる。幅は通常は8だが非nilwidthにより異なる幅を指定できる。widthは1から16の整数でなければならない。

引数alignはそのビットマップが使用される行範囲に相対的なビットマップの位置を指定する。デフォルトはそのビットマップの中央。指定できる値はtopcenterbottom

align引数にはリスト(align periodic)も指定できて、alignは上述のように解釈される。periodicが非nilなら、それはbits内の行が指定される高さに達するのに十分な回数繰り返されるべきであることを指定する。

Function: destroy-fringe-bitmap bitmap

この関数はbitmapにより識別されるフリンジビットマップを破棄する。bitmapが標準フリンジビットマップを識別する場合には、それを完全に消去するかわりに実際にはそのビットマップの標準定義をリストアする。

Function: set-fringe-bitmap-face bitmap &optional face

これはフリンジビットマップbitmapにたいするフェイスにfaceをセットする。facenilならfringeフェイスを選択する。ビットマップのフェイスはそれを描画するカラーを制御する。

facefringeにマージされるためfaceは通常はフォアグラウンドカラーだけを指定すること。