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13.2 ラムダ式

ラムダ式(lambda expression)はLispで記述された関数オブジェクトです。以下は例です:

(lambda (x)
  "Xの双曲線コサインをreturnする"
  (* 0.5 (+ (exp x) (exp (- x)))))

Emacs Lispではこのようなリストは、関数オブジェクトに評価される有効な式です。

ラムダ式自身は名前をもたない無名関数(anonymous function)です。ラムダ式をこの方法で使用できますが(無名関数を参照)、名前付き関数(named functions)を作成するためにシンボルに関連付けられる方が一般的です(関数の命名を参照)。これらの詳細に触れる前に以下のサブセクションではラムダ式の構成要素と、それらが行うことについて説明します。