以下はフェイスの作成や処理を行う追加の関数です。
この関数はすべての定義済みフェイス名のリストをリターンする。
この関数はフェイスfaceのフェイス番号(face
number)をリターンする。これはEmacs内部の低レベルでフィエスを一意に識別する番号。フェイス番号によるフェイスの参照を要するのは稀である。しかしmake-glyph-code
やglyph-face
(グリフを参照)のようなグリフを操作する関数は内部的にフェイス番号にアクセスする。フェイス番号はフェイスシンボルのface
プロパティの値として格納されることに注意。このフェイスプロパティにあなた自身が値をセットしないことを推奨する。
この関数はフェイスfaceのドキュメント文字列、指定されていなければnil
をリターンする。
これはフェイスface1とフェイスface2が表示にたいして同じ属性をもつならt
をリターンする。
これはフェイスfaceの表示がデフォルトフェイスと異なるなら非nil
をリターンする。
フェイスエイリアス(face
alias)はあるフェイスにたいして等価な名前を提供します。エイリアスシンボルのface-alias
プロパティに対象となるフェイス名を与えることによってフェイスエイリアスを定義できます。以下の例ではmode-line
フェイスにたいするエイリアスとしてmodeline
を作成します。
(put 'modeline 'face-alias 'mode-line)
このマクロはcurrent-faceのエイリアスとしてobsolete-face
を定義するとともに、将来に削除されるかもしれないことを示すためにobsolete(時代遅れ)とマークする。whenはobsolete-face
がobsoleteになる時期を示す文字列であること(通常はバージョン番号文字列)。