このセクションではミニバッファー内で使用するコマンドを説明します。
このコマンドはアクティブなミニバッファーをexitする。これは通常はミニバッファー内のローカルキーマップのキーにバインドされる。カレントバッファーがミニバッファーだがアクティブミニバッファーでなければ、このコマンドはエラーをthrowする。
このコマンドはキーボードでタイプされた最後の文字を挿入した後にアクティブなミニバッファーをexitする。コマンドループからの情報)を参照のこと。
このコマンドはn個前(古い)のヒストリー要素の値でミニバッファー内のコンテンツを置換する。
このコマンドはミニバッファー内のポイントの前のカレントコンテンツを、n個分のより最近のヒストリー要素の値で置換する。現在位置を超えたヒストリー内の位置への移動も可能であり、それは“未来のヒストリー(future history)”を呼び出す(ミニバッファーでのテキスト文字列の読み取りを参照)。
このコマンドはpattern(正規表現)にマッチするn個前(古い)のヒストリー要素でミニバッファー内のコンテンツを置換する。
このコマンドはpattern(正規表現)にマッチするn個先(新しい)のヒストリー要素でミニバッファー内のコンテンツを置換する。
このコマンドはミニバッファー内のポイントの前のカレントコンテンツを、n個前(古い)ヒストリー要素の値で置換する。
このコマンドはミニバッファー内のポイントの前のカレントコンテンツを、n個先(新しい)ヒストリー要素の値で置換する。
この関数はミニバッファーにミニバッファーヒストリーの要素を配置する。引数nabsは絶対ヒストリー位置(absolute history
position)を降順で指定する。0ならカレント要素、正の数nはn個前の要素を意味する。負の数-nはn番目の“未来のヒストリー”を意味する。この関数はread-from-minibuffer
(ミニバッファーでのテキスト文字列の読み取りを参照)およびcompleting-read
(補完とミニバッファーを参照)によって提供されるデフォルト値の終端に達すると、補完候補を“未来のヒストリー”に追加する。minibuffer-default-add-functionを参照のこと。