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タグ(tag)とは、プログラムまたはドキュメント内のサブユニットにたいするリファレンスです。ソースコードではタグは、関数サブルーチン、データ型、マクロなどのプログラムの構文要素を参照します。ドキュメントではチャプター、セクション、アペンディクスなどを参照します。タグは対応するサブユニットが定義されているファイルの場所と、サブユニットがファイルのどこで定義されているかを指定します。
タグテーブル(tags table)は、特定のプログラムまたはドキュメントのソースコードをスキャンすることにより抽出されたタグを記録します。生成されたファイルから抽出されたタグは、タグ抽出の際にスキャンされる生成されたファイルではなく、その元になるファイルを参照します。生成されたファイルの例として、Cwebソース、Yaccパーサー、Lexスキャナー定義から生成されたCファイルや、プリプロセスされたCファイルの.i、.fppソースファイルをプリプロセスすることにより生成されるFortranファイルがあります。
タグテーブルを生成するには、ドキュメントまたはソースコードファイルにたいして、シェルコマンドetags
を実行します。‘etags’プログラムは、タグテーブルファイル(tags
table file)、または略記してタグファイル(tags
file)にタグを書き込みます。タグファイルは慣習的にTAGSという名前です。Create Tags Tableを参照してください。
Emacsは、タグテーブルに記録された情報を使用して検索や置換を行う、多くのコマンドを提供します。たとえばM-.
(find-tag
)は、指定した関数にたいして、それのソースファイルの関数定義の場所にジャンプします。Find Tagを参照してください。
Ebrowse機能はetags
に似ていますが、C++に特化したものです。Ebrowse in Ebrowse User’s Manualを参照してください。
Semanticパッケージは、etags
機能とは別の、タグを生成して使用する他の方法を提供します。Semanticを参照してください。
• Tag Syntax: | さまざまなタイプのコードおよびテキストファイルにたいするタグ構文。 | |
• Create Tags Table: | etags によるタグテーブルの作成。
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• Etags Regexps: | 正規表現を使用した任意タグの作成。 | |
• Select Tags Table: | タグテーブルをvisitする方法。 | |
• Find Tag: | 特定のタグの定義を見つけるコマンド。 | |
• Tags Search: | 検索と置換にたいしてタグテーブルを使う。 | |
• List Tags: | 補完および補完候補の一覧にタグを使う。 |