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Emacs Lispには2種類の一般的な型があります。1つはLispプログラミングに関わるもので、もう1つは編集に関わるものです。前者はさまざまな形で多くのLisp実装に存在します。後者はEmacs Lispに固有です。
• Integer Type: | 小数部のない数字。 | |
• Floating-Point Type: | 広い範囲をもつ、小数部をもつ数字。 | |
• Character Type: | 文字、数字、コントロール文字にたいする表現。 | |
• Symbol Type: | 関数、変数、プロパティーリストを参照する、一意に識別される多目的オブジェクト。 | |
• Sequence Type: | リストと配列はどちらもシーケンスに分類されます。 | |
• Cons Cell Type: | コンスセル、および(コンスセルにより作られる)リスト。 | |
• Array Type: | 配列には文字列とベクターが含まれます。 | |
• String Type: | (効率的な)文字の配列。 | |
• Vector Type: | 1次元の配列。 | |
• Char-Table Type: | 文字によりインデックスされる1次元の疎な配列。 | |
• Bool-Vector Type: | t とnil からなる、1次元の配列。
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• Hash Table Type: | とても高速な参照用のテーブル。 | |
• Function Type: | 他の場所から呼び出せる実行可能なコードの断片。 | |
• Macro Type: | より基本的だが少し見栄えの悪い、式を他の式に展開する手法。 | |
• Primitive Function Type: | Lispから呼び出せる、Cで記述された関数。 | |
• Byte-Code Type: | Lispで記述されてからコンパイルされた関数。 | |
• Autoload Type: | 頻繁に使用されない関数を自動的にロードするために使用される型。 |