このチャプターでは、編集中に間違いに気付いたときに便利なコマンドを説明します。これらのコマンドの中でもっとも基本的なのは、undoコマンドC-/です(これはC-x
uとC-_にもバインドされています)。これは1つのコマンドやコマンドの一部(query-replace
の場合など)、または連続するいくつかの文字の挿入を取り消します。連続してC-/を繰り返すと、前へ前へと変更を取り消し、undo情報が利用できる限界までさかのぼって、変更を取り消します。
ここで説明するコマンドとは別に、DEL
(delete-backward-char
)のような削除コマンドでもテキストを消去できます。これらのコマンドは、このマニュアルの前のチャプターで説明しています。テキストの消去を参照してください。