Emacsのカレンダーは、多くのメジャーおよびマイナーな休日を知っており、それらを表示することができます。デフォルトリストに、あなた自身の休日を追加できます。
選択された日付の休日を表示します(calendar-cursor-holidays
)。
カレンダーウィンドウの休日をマークします(calendar-mark-holidays
)。
カレンダーウィンドウのマークを外します(calendar-unmark
)。
表示された3ヶ月の休日を別のウィンドウにリストします(calendar-list-holidays
)。
今日を含む3ヶ月の休日を別のウィンドウにリストします。
年の指定した範囲の休日を別のウィンドウにリストします。
ある日付が休日かどうか見るには、カレンダーウィンドウのその日付にポイントを置いて、hコマンド(calendar-cursor-holidays
)を使用します。その日付をmouse-3でクリックして表示されるメニューで、Holidaysを選択しても見ることができます。どちらの方法も、その日付にたいする休日を、エコーエリアか、エコーエリアに収まらない場合は別のウィンドウに表示します。
カレンダーに表示された、すべての日付にたいする休日の分布を閲覧するには、xコマンド(calendar-mark-holidays
)を使用します。これは休日を異なるフェイスで表示します。
calendar-holiday-markerを参照してください。
このコマンドは、現在表示されている月と、スクロールすることにより見ることができる他の月の両方に適用されます。マークをオフにして現在のマークを消すには、u
(calendar-unmark
)をタイプします。これはダイアリーマークも消します(ダイアリーを参照してください)。変数calendar-mark-holidays-flag
が非nil
の場合、カレンダーの作成または更新により、自動的に休日がマークされます。
さらに詳細な情報を得るには、aコマンド(calendar-list-holidays
)を使用します。これはカレントの3ヶ月の範囲のすべての休日を含むリストを、別のバッファーに表示します。カレンダーウィンドウでSPCおよびDELを使用することにより、そのリストを上または下にスクロールできます。
コマンドM-x
holidaysは、今月および前月と来月の休日のリストを表示します。これはカレンダーウィンドウがないときでも機能します。変数calendar-view-holidays-initially-flag
が非nil
の場合、カレンダーの作成により、休日がこの方法で表示されます。違う月を中心にした3ヶ月の休日リストが欲しい場合は、月と年の入力を求めるC-u
M-x holidaysを使用してください。
Emaceが知っている休日には、United States、major Bahá’í、Chinese、Christian、Islamic、Jewishの休日、および夏至と冬至(solstices)、春分と秋分(equinoxes)が含まれます。
M-x holiday-listは、ある年の範囲にたいする休日のリストを表示します。この関数は年の開始と終了の入力を求め、すべての休日、または複数のカテゴリーの中の1つのカテゴリーに属する休日を選択することができます。このコマンドは、カレンダーウィンドウがないときでも使用することができます。
休日に使用される日付は、歴史的事実ではなく、現在の慣習(current practice)にもとづきます。たとえばVeteran’s Day(退役軍人の日)は1919年に始まった休日ですが、それより前の年でも表示されます。