23.21 テキスト端末

テキスト端末では、Emacsは1度に1つのEmacsフレームしか表示できません。それでも複数のEmacsフレームを作成して、それらを切り替えることができます。これらの端末でフレームを切り替えるのは、異なるウィンドウの設定を切り替えるのによく似ています。

C-x 5 2を使うと新しいフレームを作成してそれに切り替えます。C-x 5 oを使うと既存のフレームを巡回します。C-x 5 0を使うと、カレントフレームを削除します。

各フレームには区別するための番号があります。端末が1度に1つのフレームしか表示できない場合、選択されたフレームの番号nが、モードラインの先頭に近い位置に、‘Fn’という形式で表示されます。

Fn’は、フレームの実際の初期名称です。フレームにもっと意味のある名前を与えて、その名前でフレームを選択できます。コマンドM-x set-frame-name RET name RETを使うと、選択されたフレームに新しい名前を指定し、M-x select-frame-by-name RET name RETを使うとその名前に一致するフレームを選択します。指定した名前は、そのフレームが選択されたときに、モードラインに表示されます。

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