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2 ユーザー入力の種類

GNU Emacsは、主にキーボードを使うようにデザインされています。マウスを使ってメニューバーやツールバーの編集コマンドを実行することはできますが、キーボードを使う場合に比べて効率的ではありません。したがって、このマニュアルには主にキーボードで編集する方法を記します。

Emacsにたいするキーボード入力は、ASCIIを大きく拡張したバージョンが基本となっています。‘a’、‘B’、‘3’、‘=’や空白文字(SPC)と表記します)などの単純な文字は、それぞれに対応するキーをタイプして入力します。RETTABDELESCF1HomeLEFTなどの制御文字なども、この方法で入力できますし、非英語キーボードの特定の文字も同様です(Internationalを参照)。

Emacsは修飾キー(modifier keys)を用いて入力された制御文字も認識します。よく使用される修飾キーは、Control(通常Ctrl)というラベル)と、Meta(通常Alt3というラベル)の2つです。たとえば、Control-aCtrlを押したままでaを押して入力しますが、これを短くC-aと記します。同様に、Meta-aまたは短くM-aは、Altを押したままaを押すことです。修飾キーは英数文字以外のキーにも適用できます。例: C-F1M-LEFT

ESCで始まる2文字キーシーケンスを使って、Meta文字を入力することもできます。したがってM-aESC aと入力することができます。C-M-a(CtrlAltを両方押しながらaを押下)はESC C-aと入力できます。Metaと違い、ESCは切り離された文字です。次の文字を押すときESCを押しっぱなしにするのではなく、ESCを押して離してから次の文字を入力します。この機能はMetaキーをあてにできない、一部のテキスト端末で有用です。

Emacsは追加の修飾キーをサポートします。Modifier Keysを参照してください。

グラフィカルなディスプレーでは、ウィンドウマネージャーがM-TABM-SPCC-M-dC-M-lなどのキーボード入力をブロックするかもしれません。このような問題がある場合、ウィンドウマネージャーがこれらのキーをブロックしないようにカスタマイズしたり、影響を受けるEmacsのコマンドをリバインド(rebind)したりできます(Customizationを参照)。

単純な文字や制御文字、同様にマウスのクリックなどの非キーボード入力は、総じて入力イベント(input events)と呼ばれます。Emacsが内部で入力イベントをどのように処理するかについての詳細は、Input Events in The Emacs Lisp Reference Manualを参照してください。


Footnotes

(3)

歴史的な理由により、AltのことをMetaという名前で参照します。

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