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複数の開発者によるCVSを使ったプロジェクト開発では、gettext
の新しいバージョンにアップグレードしたいと望む一人の開発者が、gettextize
を実行してAdjusting Filesにリストした変更をほどこした後に、その変更をCVSにコミットするようなことが時折あります。
プロジェクトのすべての開発者が、パッケージのGNU
gettext
に、同じバージョンのものを使用することを強く推奨します。別の言い方をすると、gettextize
を実行したら、開発者はプロジェクト全体と同じ方法で必要な変更をほどこしてCVSにコミットする必要があります。さもないと以下のような損傷が発生します:
Makefile.am
およびMakefile.in
内のgettext
に関係する特定の箇所は、gettext
のバージョンに依存しており、異なるバージョンのgettext
による基礎的なファイルの使用により、容易にビルドエラーが発生します。
gettext
を使ってリリース用のtarファイルを作ったら、その配布物は同じバージョンのgettext
を使ってテストされたものに比べてテストされていないことになり、たとえばそれがプラットフォームに固有の未知のバグにもなり得るのです。