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サブディレクトリーintl/の作成を省略しない場合、配布物にconfig.guessおよびconfig.subという、GNUのファイルを追加する必要があります。これらのファイルが必要なのは、intl/ディレクトリーがlocaleの文字エンコーディングを決定するという、プラットフォームに依存したサポートを行うため、プラットフォームを識別しなければならないからです。
最新バージョンのconfig.guessおよびconfig.subを、http://savannah.gnu.org/の‘config’プロジェクトから入手できます。以下は入手するためのコマンドです
$ wget -O config.guess 'http://git.savannah.gnu.org/gitweb/?p=config.git;a=blob_plain;f=config.guess;hb=HEAD' $ wget -O config.sub 'http://git.savannah.gnu.org/gitweb/?p=config.git;a=blob_plain;f=config.sub;hb=HEAD'
バージョンは最新ではありませんが、GNU automake
とGNU libtool
パッケージにも含まれています。
config.guessおよびconfig.subは通常、配布物のトップレベルに配置されます。しかし、他の設定ファイル(install-sh、ltconfig、ltmain.sh、missingなど)と同様に、サブディレクトリーに配置することもできます。ファイルを移動すること以外に必要なのは、configure.acに以下の行を追加することです。
AC_CONFIG_AUX_DIR([subdir])